M様夫妻のご要望は外から家を見たときに「周りの家と一目見て違いを出したい!」ということでした。
当初は住宅の外観を奇抜なものにする予定でしたが、住宅街の塀に囲まれた一軒家では塀に家が隠れてしまって、外からみたときに十分に特徴を出すことは難しいと考えました。
そこで、家を囲む掘りに特徴を出してみました。
塀は側面から見たときに下に広がるように作られており、上から下にかけてかすかにグラデーションがかかっています。
ただブロックを積んだのっぺりした塀とは違った立体感を出すことに成功しました。また立体的な塀は陽の当たる角度、時間によって全く違った印象を見せてくれます。
もちろん住宅内部にもさまざまなこだわりを凝らしています。